
竹張りの下駄は、夏用のものである。竹の丸みが表に出て、下駄に足が密着しないので、汗をかきにくい。
竹張りの竹は、京都から仕入れている。
もうそう竹をのばして、上の方の芽を切ると下の方が立ち枯れしてごまのような模様ができる。
これをごま竹というが、この竹が竹張り加工に使われる。のびの良い竹でないと下駄に張れない。
節から節が下駄の長さより短すぎると、その竹は使えない。のびのいい竹でないとだめである。

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(仕上がり) |
木目のきれいな桐材で作られた下駄を焼いて、さらにその木目の美しさをひきだすという加工法。
(1)ガスバーナーで、下駄の表面と側面を焼く。
(2)ガスバーナーで焼いた後、すすを機械でおとす。
(3)いたぼろうを塗り、縄で磨く。 |

(1)花緒の穴に漆が流れこむのを防ぐためきすきという和紙で穴を貼る。
(2)トノコで目どめをする。(気孔をふさいで泡ができるのを防ぐ)
(3)下塗り、中塗り、上塗りと3回漆を塗るのであるが、1回塗るたびに、木炭で水と研ぎをして、ゴミを取り平らに研ぎつける。
(4)塗ったものをむろ(押し入れ)に入れ、霧吹きで水をかけ密封しておく。
(5)小さいかんな、サンドペーパーではみだした漆をとる。
○たたきがら
漆を濃いめにした中に、テンピン油(松油)を多めに入れ、下駄に塗った後で、その上をローラーで、ころころまわす。
○はけめ
昔は、牛か馬の毛で作ったはけで、漆を塗った後にはけ目模様を付けていた。
○絵入り
漆を塗った後で、下駄の天の後ろの部分に、花や蝶などの絵をかいたものである。
○貝を沈めた下駄
この貝は、あわびの殻を紙切れぐらいのうすさにしたものである。漆を塗った後、貝を沈めるが、このとき乾き具合が大切である。乾きすぎたら沈まず、乾きが足りないと沈みすぎる。
貝には、松、鶴、梅などがあり、これは女の子の嫁入り下駄である。

(1)下絵をかいて彫る。
(2)下地にとのこを塗る。
(3)漆塗りをする。色の部分は、漆に顔料を入れたものを塗る。
(4)後は漆塗りと同じ。
鎌倉彫りをした後で漆の輝きを消す。
鎌倉彫りをした後、その上にテンピン油を塗って輝きを2分の1にしたり3分の1にしたりする。
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